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2020年10月18日日曜日

【自作】ミニ四駆 ローラーのベアリングチェンジャー

1.はじめに

ミニ四駆を始めてローラーセッティングをし始めると、恐らくアルミベアリングローラーが欲しくなってくる人が多いと思います。

オールアルミ品の場合は、ローラーごと脱脂することもでき、運が良ければそれだけでそこそこ回るローラーに仕上がりますが、たいてい脱脂と圧抜き(内圧調整)の両方が必要になります。

脱脂と圧抜きをするにはローラーからの520ベアリングの取り外しと、脱脂&圧抜き調整後に520ベアリングのローラーへの再取り付けが必要です。

このベアリング交換に使う道具がベアリングチェンジャーです。

市販のベアリングチェンジャーは何社からか発売されています。価格は大体2,000円ほどです。
例えば、mokedo-factoryさんのベアリングチェンジャー使い方をさんちゅうさんが動画で紹介されていますので、参考にしてみてください。

脱脂と圧抜きの効果の検証もさんちゅうさんが別動画で紹介されていますので参考にしてみてください

mokedo-factory 520ベアリングチェンジャーII (ブラック)

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あると便利なベアリングチェンジャーですが、ミニ四駆本体2台分ほどの価格ですので、まだ持っていない方も多いと思います。

今回は、市販ベアリングチェンジャーを使わずに、「カウンターギヤ」と「カウンターギヤ用のプラベアリング」を治具に使ったベアリングチェンジャーをご紹介します。

2.ベアリング取り外し編

使うのはMSシャーシ用のカウンタギヤのセットとネジ類だけです。費用は200円ほどです。
カウンタギヤのギヤ比は何でも良く、標準で付いている520サイズのプラベアリングも手持ちにあれば、新しいセットを購入する必要はありません。

ミニ四駆パーツ MSシャーシ用ハイスピードギヤ(4:1)[タミヤ]《発売済・在庫品》

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感想(1件)


使う部品類は以下になります。写真の順番に組み立てます。
工具ですが、ナットの締め込みはメガネレンチがお勧めです。

    【治具リスト】
    • 20mmビス
    • 小ワッシャ
      大ワッシャでも良いですが、小ワッシャの方がベアリングの入り具合を確認しやすいのでお勧めです。
    • MSカウンタギヤ用のプラベアリング
      キットに標準で付いているモノです。
    • ( アルミベアリングローラー )・・・520ベアリングを取り外したいローラーです
    • MSカウンタギヤ
    • 大ワッシャ
    • ナット
    【 取り外し治具類一式 】

    取り外し治具をセットした状態は次のようになります。
    この状態からナットを締め込んでいくとベアリングが外れます。

    520ベアリングのようなボールベアリングの脱着は、必ずベアリングの外輪部分を押すようにしましょう!
    内輪側だけ押すと中でボールやレース面が傷ついて故障します。

    ここで紹介しているやり方では、520サイズのプラベアリングを使うことで外輪ごと押すようにしています。

    取り外した520ベアリングはカウンターギヤの中に付いていますので、カウンターギヤから取り出しましょう。

    圧抜きをする方は、再度、治具を組み付けてプラベアリングもアルミベアリングローラーから外しましょう。
    ※プラベアリングを抜いておかないと、圧抜き作業ができません。

    外したプラベアリングはカウンターギヤに取り付けたままにしておきましょう。

    【 ①取り外し治具セット状態 】


    【 ②取り外し状態 】


    【 ③取り外し状態 治具分解後 】


    【 ④520ベアリング取り外し後 治具再装着 】

    【 ⑤520ベアリング取り外し作業完了 】

    3.ベアリング取り付け編

    装着時には、取り外しに使った治具セットに1個プラベアリングを追加します。

    2項の最後にカウンターギヤの中にプラベアリングを取り付けたままにしてあります。

    その状態で下のように脱脂 & 注油した520ベアリングと治具一式を組み立てます。
    追加したプラベアリングで520ベアリングを押し込むようにします。

    カウンターギヤの中にプラベアリングをセットしたままにしてますが、目合わせで520ベアリングが適切な位置になるように挿入しましょう。

    あとは治具を取り外せば520ベアリングの装着完了です。

    【 ⑥520ベアリング取り付け作業開始 】

    【 ⑦520ベアリング取り付け完了 】


    4.さいごに

    カウンタギヤを使って520ベアリングの交換をしている方は結構いるようですが、ベアリングの外輪を押さずに内輪やシールドを押す構成で無理やり抜いている方が多いようでしたので、今回、私がやっている方法を記事にしてみました。

    今回の記事も、少しでもミニ四駆レーサーの皆様のお役に立てれば幸いです。

    2020年9月6日日曜日

    【親子向け】ミニ四駆の丁寧な作り方(MAシャーシ)

    1.はじめに

    別記事で親子向けにミニ四駆のキットの選び方と、キットのまま無改造で作る際のお勧めの工具類を紹介しています。

    今回、ミニ四駆のキットを一台準備して実際に作りながら、ちょっと真面目に「丁寧な素組みマシン」の作り方を紹介します。

    昔から言われていることですが、丁寧に作られたマシンは速いです。
    でも初心者の場合、「丁寧」に作るってどういう事??ってなると思います。
    ミニ四駆界隈で言われる「丁寧」は、「コツ」や「ノウハウ」って呼ぶべきものかも知れません。
    私の知っている範囲になりますが、少しでも「丁寧」の意味が伝われば良いなって思い、記事にしてみました。

    【今回作ったニューマシン】

    作り方の大きな流れは、次のようになります。

    1)仮組み(ギヤの歯面には潤滑剤をつけません)
    2)慣らし運転(ギヤの当たり出し)
    3)本組み(ギヤの歯面に潤滑剤を塗布)
    4)慣らし運転(潤滑剤の馴染ませ)
    5)タイヤの面出し
    6)ボディーの組み立て、シール貼り、クリア吹き
    7)完成

    2.キット紹介と前準備

    2.1 今回作ったキット

    今回選択したキットはMAシャーシの「ヘキサゴナイト BLACKスペシャル」です。

    なんちゃらスペシャルや、なんちゃらリミテッドって名前のキットは基本的に期間限定販売のもので、お得感の高いパーツが付いていることが多いのでお勧めです。

    ヘキサゴナイトBLACKスペシャルは、特にスーパーハードの小径ローハイトタイヤが標準装備になっている点がポイント高いです。

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    2.2 前準備(下ごしらえ)

    1) ボディー

    ゲートカット跡やバリで気になる所があれば、デザインナイフやダイヤモンドやすりで修正しておきます。

    その後、食器用の洗剤を使って表面を洗い、乾燥しておきましょう。

    ステッカーが剥がれにくくなったり、塗装する場合に塗料の付きが良くなります。

    2) シャーシ

    まずシャーシのネジ穴になる所にタップを使ってM2の雌ネジを切っておきます。
    一手間かけてこの「下ごしらえ」をしておくだけで、小さなお子さんでも凄くミニ四駆が作り易くなります。

    使うタップはM2用の0.4mmピッチ(上タップ)です。

    OSG 一般用ハンドタップ SKS 先端:上 精度:JIS3級 M2.0 ピッチ:0.40 ねじ長:15、全長40、シャンク径3.0 下穴径1.6mm

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    後々の改造の際にも雌ネジ切りしてあると作業がはかどるので、今回使わない穴も含め全部の穴を雌ネジ加工しておきましょう。

    3.組み立て

    前準備でボディーを洗って乾燥中だと思いますので、ボディは一番最後に作りましょう。

    シャーシ側の組み立てからボディーの仕上げまで、それぞれでのポイントを解説します。

    1)ローラー

    ローラーはコースの壁に接触した際にスムーズに回転しないと走行が安定しなくなるので、ローラーの側面全周をダイヤモンドやすりでヤスリがけします。
    指で触って、引っかかる所があれば、綺麗に慣らしておきましょう。特にゲートカットした所が凸になり易いです。

    2)ベアリング

    キット付属のプラスチック製ベアリングをシャーシに取り付けた際、きちんと奥まで入ると下の写真の青丸印のようになります。

    もし取り付けた際にシャーシからベアリングが飛び出していたら、ベアリングの外周や上下面でゲートカット跡などが凸になっていると思います。

    しっかり取り付けできるように、ベアリングのゲートカット跡をローラーと同様にダイヤモンドやすりで整えましょう。
    周方向だけでなく、上下面方向にも凸部があれあダイヤモンドやすりで整えましょう。

    お子さんが作られる場合、ベアリングがシャーシにちゃんと入っていなくて、遅いマシンになっていることが時々あります。

    3)ホイール

    もしホイールのシャフト取り付け部が下の写真のようにフラット形状ならば、ホイールのシャフト取り付け穴の付近の外周の面取り加工をします。
    (ホイールの形状によっては、この工程は不要です。)

    ベアリングとホイールの端面が接触した際にホイールのエッジで擦れると、マシンが遅くなります。
    また後々、ベアリングを620ボールベアリングに交換した時にはベアリングの内輪にしか接触しないようにする必要があります。
    残しておくフラット部ですが、「2mmワッシャー小」くらいのサイズが残るくらいまで面取り加工しましょう。

    4)シャフトとホイールの取り付け

    シャフトをホイールに取り付ける際のポイントは、回転ブレを小さくなるようにして、さらに走行中に外れにくくすることです。

    シャフトの取り付け方向の選定方法については、モノグリーンさんの動画でかなり詳しく紹介されていますので参考にしてください。

    私は下のような状態で手でホイールを回転させてホイールのブレチェックをしています。

    シャフトをホイールから抜く時に、シャフトを曲げてしまい易いです。力が必要ですが、注意しながら慎重にまっすぐ引き抜きましょう。

    シャフトとホイールの固定は、色々な方法が提案されています。
    私はシャフトの挿入部をダイヤモンドやすりで少し荒らした後、マッキーなどの油性ペンで黒塗り(塗膜作り)してわずかに肉盛りしてから取り付ける方法で固定しています。

    これと同じ方法でモーターとピニオンギヤも固定します。

    この方法は一軸マシンのプロペラシャフトのギヤの固定にも使える便利な方法ですので、ぜひ覚えておいてください。
    (プロペラシャフトへの応用についてはNOIRさんの動画で詳しく紹介されていますので、気になる方は見てみてください。)


    5)タイヤの取り付け

    タイヤはちゃんと固定しておかないと、走行中にホイールから外れてしまう事故がよく起こります。

    プラスチック製ホイールは、金型からの抜き勾配がついていて先端に行くほど細くなっています。
    このままタイヤを取り付けるとタイヤの接地面が結構傾いてしまい、コースと上手く接地できません。

    これら2点への対策として、5mm幅の両面テープをホイール先端側に一周貼るのがポイントです。
    先端側のみに両面テープを貼ることでホイールの傾きをかなり補正できます。
    ホイール全面に両面テープを貼っていませんが、これで十分しっかりタイヤを固定できます。

    タイヤのパーティングライン(金型の合わせ面跡)がある側を外側になるように装着した方が接地面が水平になり易いのでお勧めです。


    6)シャーシへの潤滑剤塗布

    オイルペンでのオイル塗布と、綿棒によるグリース塗布を使い分けます。

    スムーズに回って欲しい所はオイル塗布、回って欲しくないけど回ってしまう所は綿棒を使ってグリース塗布します。
    グリースはオイルよりも粘度が高いため、オイル塗布した所が優先的に回るようになります

    オイル塗布は「軽く一塗り」が基本です。全体に満遍なく塗る必要は全くありません。
    一塗りでもつけ過ぎくらになります。
    こんなに少なくて大丈夫かな!?って心配になる程度でも、実際にはまだ多いくらいです。

    一部分に一塗りして、2回目の慣らし運転で、潤滑の必要な所全体に行き渡らせて馴染ませます。

    [注意]この段階ではギヤの歯面には潤滑剤をつけないこと!!
    潤滑剤を付けてしまうとギヤの当たり出しの慣らし運転に数十時間単位の途方も無い時間が必要になります。

    もし歯面に潤滑剤を付けてしまったら、サーキットで一杯走らせて気長に慣らし運転していきましょう。

    7)ローラーへの潤滑剤塗布

    オイルペンでローラーの内径、両端面にのみオイル塗布します。これも極少量付けて、軽く回して全体に馴染ませましょう。
    キッ素組の場合、適量塗れれば、手回しで空転1秒〜2秒弱くらいになると思います。体感で空転時間が0.5秒くらいあれば、ひとまずは上手く塗れた方だと思います。

    逆に空転が体感0.5秒も無いくらいなら、明らかにオイルを付け過ぎです。

    お子さんがこのレベルでの組み立てをされる場合、オイルペンでオイル塗布して綿棒で軽く拭き取れば、まずまず良い感じになるかと思います。

    ローラに潤滑剤を塗りすぎると、間違いなく遅くなります。
    子供達のマシンで遅い子のマシンは、ローラーの潤滑剤が多すぎることが原因になっている事が多いと思います。

    8)モータへのピニオンギヤの取り付けとギヤ加工

    タイヤシャフトとホイールの固定に使った方法でモータとピニオンギヤも固定します。

    ピニオンギヤの先端は軽く面取り加工しておくと良いと思います。これはおまじいみたいなものですので実施は任意です。
    お子さんのマシンの組み立て進行待ちの時とかの空き時間があれば、実施してみましょう。

    ピニオンギヤの加工の意図ですが、ピニオンギヤの相方になるカウンタギヤは走行中に結構暴れます。カウンタギヤが暴れた場合でもしっかりパワーを伝えらえるようにエッジを落として、かみ合いをしっかりさせようと言うものです。

    • モータシャフトのピニオンギヤ取付部をダイヤモンドやすりで軽く荒らす
    • 油性マジックで黒塗り(インク塗布)
    • ギヤ取付後、ギヤ端面の面取り加工(時間があれば実施)

    9)タイヤの面出し(任意)

    ノーマルキットの素組みではほとんど効果が出ないことが多いですが、理屈としては有効なため、時間があればやっておいた方が良いものです。

    タイヤの面出しは、上級者の使うペラタイヤの速い理由の1つだと思います。

    無加工のタイヤにはゲートカット跡の凸部、パーティングラインの段差やバリがあり、またホイールの抜き勾配に由来する傾きも発生するため、路面とちゃんと接触できません。

    そうするとしっかりとタイヤがグリップできず、加速力が悪くなり、遅くなる原因になり得ます。また実車のタイヤでもそうですが、タイヤの表面が一皮むけると本来のタイヤのグリップ力が発揮されます。

    タイヤの面出しですが、ダイヤモンドやすりを軽く当てて、優しく3回程度擦れば、パーティングラインはほとんど目立たなくなると思います。始めはこの程度で良いです。
    ゲート跡はなかなか除去し切るのは難しいので完璧を目指す必要はないです。

    加工前と面出し後の感じが分かるように下に写真を載せておきます。

    いきなり沢山削るとタイヤの形が真円から崩れてしまいます。完成後、走行させながら、全面当たりするまで少しずつ面出しを進めましょう。

    10)慣らし運転(ブレークイン)

    慣らし運転は、ギヤの当たり出しと、潤滑剤の馴染ませ目的で各5〜10分の計2回実施します。

    慣らし運転の時、振動でマシンがズレていってしまうのですが、ミニ四駆キャッチャーがあれば便利にできます。
    (さんちゅうさんが動画の中でブレークインをする際にミニ四駆キャッチャーを使っていました。今回、真似してみたら慣らし運転が快適でした。これ良いですね)

    【慣らし運転の光景】

    11)ボディーのステッカー貼り&クリア吹き

    ボディーにステッカーを貼ったら、クリアを吹いておきましょう。
    ステッカーが剥がれにくくなり、カッコいい状態を長く保ち易くなるのでお勧めです。

    クリアは2〜3回に分けて少しずつ吹いて厚くしていくと良いです。
    1回目、2回目は薄く塗る感じで、少なめに軽く吹きましょう。2〜3時間開けて、しっかり乾燥させてから吹くと、上手く仕上がりやすいと思います。

    私は雨の日を避けて薄めの重ね塗りをしているためか失敗したことはないのですが、湿度が高い日に吹くとクリアが白濁する場合があるそうです。

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    4.ジャパンカップジュニアサーキット(JCJC)でのタイム

    参考として、JCJCを連続走行させた際の3周1セットでのタイムを載せておきます。
    使ったバッテリーの電圧は2.63〜2.65Vです。
    タイムはスマートフォン用アプリのLapTimerで計測しました。

    始めの3周は5秒台前半、以降の3周は4秒後半でした。
    潤滑剤を塗った方が速いのは当たり前と思われるかも知れませんが、実は潤滑剤を塗りすぎると、潤滑剤なしの時よりも遅くなることが多々あります。
    グリースを一生懸命塗った子のマシンが遅くて、グリースを塗り忘れた子のマシンが1番速いってことが起こります(笑)

    なおJCJC3周での0.2秒は結構な差です。競争した場合、圧勝に近い差が付くタイム差です。

    潤滑剤なしの場合、磨耗してパーツが早くダメになってしまいますので、潤滑剤は必須です。
    潤滑剤を最適量塗れるようになるのがレベルアップの第一歩です。
    こまめにメンテナンスして、つど最適量の潤滑剤を補給してあげましょう。

    ちなみに電圧を少し低めに設定したバッテリを使いましたが、フル充電後のMax電圧のバッテリを使ったらもっと速くなります。
    フル充電ではありませんが、参考に手元にあった2.73V時の結果も載せておきます。速度はバッテリ電圧だけでもかなり変わります。

    【ギヤの当たり出し後】

    【潤滑剤馴染ませ後】

    【2.73V時】

    5.さいごに

    少し詳しく素組みの時の「丁寧」な組み立て方を紹介させて頂きました。

    お子さん達と一緒にミニ四駆を作ると、パパさんは結構待ち時間が発生することがあります。
    その時は、「丁寧」に作り込むことで時間調整してみてください。

    あんまり「丁寧」に作りすぎると、JCJCくらいのシンプルなコースではお子さんとのレースの際、大人気ない結果になるかも知れません(笑)
    その場合は、早めにサーキットに遊びに行きましょう。

    ちなみに上のJCJCのタイムですが、ドノーマルのキット素組ノーマルモーター車としては結構速いタイムだと思います。少なくとも我が家の最高タイムでした。今までは息子が作ったVZバンキッシュの5.2秒台が最速でした。
    またネットに挙がっているドノーマル車のJCJCタイムは、5.2〜7秒くらいのようです。

    ん〜。良いマシンが出来ました!

    6.後日談

    その後、行きつけのサーキットでシェイクダウンを兼ねて少し走らせて来ました。
    で、メンテやら何やらゴチョゴチョいじった結果、少し遅くなってしまいました。

    サーキットで走らせて傷んだフロントシャフトとフロントのカウンタギヤのシャフトを交換して、駆動部、ローラー周りの清掃と潤滑をやり直しただけなんですが、ベストセッティングは難しいですね(笑)




    2020年8月29日土曜日

    【自作】ミニ四駆のシャフトチェッカーの作り方

    1.はじめに

    ある程度ミニ四駆をやっている方だと、えのもとサーキットさんとかPotential Racingさんのシャフトチェッカーが欲しくなりますよね!?

    しろっこさんエンディさんの動画を見て、私も以前から欲しかったのですが、品切れになっていることが多く、次の再販はPotential Racingさんの9月30日が最短みたいです。

    再販はまだ少し先なので、家にあった中古パーツを使ってシャフトチェッカーを自作してみました。
    下は自作したシャフトチェッカーです。
    耐久性に懸念はありますが、再販されるまでの繋ぎとしてなら、けっこう使えそうです。
    なお、保管時は良品シャフトを中に通してシャフトチェッカーが歪まないようにしています。

    自作のミニ四駆用シャフトチェッカー

    材料費や精度を考えたら、市販のシャフトチェッカーを買った方が絶対にお得ですね(特にえのもとサーキットさんの)。

    私みたいに使用済みパーツを捨てずに持ってたりして、再販まで待ちきれない方は、廃品利用がてら製作にチャレンジしてみはいかがでしょうか(笑)

    2.材料

    材料費がわかるように下にリンク貼っておきます。
    材料費だけで1100円くらい掛かってしまいます。
    回らなくなったり、ガリガリし始めて交換した使用済み520ベアリングが家に余っているならば、それを使いましょう。廃品利用です。

    今回紹介する自作シャフトチェッカーに新品ベアリングは不要です。勿体ないです!!

    • 520ベアリング 4個
    • 12mmアルミスペーサー 3個
    • ボールスタビキャップに入っているゴム管 1個

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    タミヤ TAMIYA 【ミニ四駆】アルミスペーサーセット(12/6.7/6/3/1.5mm)15473

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    タミヤ TAMIYA 【ミニ四駆】 ボールスタビキャップ(ブライト)

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    3.作り方

    3.1 工具、治具類

    • 瞬間接着剤
    • φ2.0ドリル(位置決め治具に使います)

    3.2 作り方(総制作時間 15分くらい)

    1) 12mmアルミスペーサの両端面をヤスリがけ(念のためのバリ取り)・・・1分

    ヤスリがけは、本当に気持ち程度で、軽くで良いです。
    接着性を上げるために少し面を荒らしておきたいこともあり実施しています。

    2) 520ベアリング(ついでに12mmアルミスペーサも)の脱脂 ・・・3分

    接着性を確保するためグリース、油分を洗い落とします。
    (もともと脱脂済みで使用していた物なので、軽く油分を洗浄した程度です。)

    3) φ2.0ドリルを520ベアリング、12mmアルミスペーサの内径に通して、瞬間接着剤で固定・・・10分

    位置決め治具として使用したドリル(左から1番目)と、接着固定した自作シャフトチェッカーの写真を示します(左から2番目)。

    <注意点>
    ・接着は1箇所ずつ行いましょう。内径側に接着剤が流れ込む場合があります。
    一度に全部を接着すると、内径側に流れ込んだ接着剤によってドリルが抜けなくなる恐れがあります。
    ・すべての520ベアリングの同軸を確保できるようにドリルを位置決め治具として使います。
     接着して固定できたら、どんどんドリルの奥に送って行くようしましょう。
    ・接着剤の内径側へのはみ出しは少しくらいなら、最後にφ2.0ドリル手回しすることで削り取れると思います。


    4) ボールスタビキャップ用のゴム管を取り付け

    瞬間接着剤での固定なので、衝撃には弱そうです。
    上の写真ではゴム管を1個付けていますが、2個並べて付けて両端の520ベアリングの近くまで保護した方が衝撃には強くなりそうです。
    私の最新版は、冒頭の写真で示した状態になっています。

    4.さいごに

    シャフトの選別方法として、ガラス板や鏡を基準面に使い、基準面とシャフトの間に隙間ができるかどうかで良否判定する方法があります。例えば、さんちゅうさんの動画で紹介されてます。
    (私は鏡とかを割ってしまうのが怖くて、代わりにCDやDVDのデータ記録面を基準面にして使っていました。)

    基準面に対する隙間の有無でのシャフト選別は、慣れるまでは判定精度が悪く、時間も結構掛かります。

    ちなみに基準面を使う方法で良品判定して大事に保管していた予備シャフトに対して自作シャフトチェッカーを使ってみたら、半数以上がN.G.判定になりました(笑)。
    お手軽に作れた自作シャフトチェッカーですが、なかなか侮れませんねw

    2020年8月25日火曜日

    【100均品】ミニ四駆に便利なお勧めケース類の紹介

     1.はじめに

    ミニ四駆をやっているとネジ類とかの小物を入れるケースって欲しくなりますよね!!

    あと過去の愛機だったミニ四駆を保管しておくケースとかも欲しいですよね!?

    ブレーキセッティングの際にバンクスルーチェックもしたいですよね!?

    今回紹介した小物用ケースはミニ四駆レーサにはあまり知られていないみたいなので、これを中心に、今年凄く話題になったミニ四駆保管用ケースやその他お勧めの100均Shop商品を紹介します。

    2.お勧めケース

    1)ビーズケース(セリア)

    使い始めてからもう10年近くになりますが、これ、めっちゃ便利です。
    ビーズコーナーに置かれているためか、このケースがセリアにあること知らない方が多いみたいです。
    ビーズを取り出し易いように形状が工夫されているので、ネジやナットなどの小さな部品の取り出し性が凄く高いです。私はストレスが間違いなく減りました。

    あとポータブルピットに3段積みで綺麗に納まります!!
    参考に私のポータブルピットの中身の写真も載せておきます。

    あと実はフタも8個に区切られているので、裏返せば外したネジや小物部品を一時置きする際に凄く便利です。

    ビーズケース 8個仕切り ブラック

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    ミニ四駆でのビーズケースの使用例

    ビーズケースをポータブルピットに入れた例

    2)ミニチュア「清酒ケース」(セリア)

    セリアのミニチュアコーナーに置いてる「清酒」ケースです。
    電池ケースに使えるとTwitterで今年少し話題になってた商品です。

    ネオチャンプが6本入ります。
    もし6本だけ持ち運ぶならタミヤ製バッテリーケースよりコンパクトになるし、お茶目で良いです。
    ポータブルピットへの納まりも良い感じです。

    ミニチュア清酒ケースに入ったネオチャンプ

    ポータブルピットに入ったネオチャンプ 入り清酒ケース

    3)中が見えるBOX(セリア)

    今年話題になった「中が見えるBOX(内寸:約165mm ✖️内寸:約105mm)」。

    ミニ四駆の保管用にかなり良いです。    

    4)コレクションボックス(ダイソー)

    バンクスルーチェッカーに使えると、最近ではNOIRさんのYouTube、古くはKATSUさんのYouTube、さんちゅうさんのYouTubeやT-ヒロキさんのYouTube等で紹介されていたものです。

    300〜400円ほどする商品ですが、これがあればお手軽にブレーキセッティングができるようになります。

    とりあえずアーチワイドL型は1個持ってると便利ですね。

    コレクションボックス
    アーチワイドL型 : バンクセックション相当
    アーチ深型なんちゃら: スロープセクション相当

    3.さいごに

     現在、お気に入りで使っているものばかりを紹介させていただきました。百均で良いものが見つかるとなんだかテンション上がりますよねw

    それでは、良きミニ四駆ライフを!

    【ポンタでポイ活】ポイントサイトってどれ使えば良いの!?

    1.はじめに ポイ活をスタートし始めて、そろそろポイントサイトを使ってポイントを貯めようとした際、ポイントサイトがたくさんありすぎて、「結局どれを使えば良いんだ??」ってなりますよね。 私もそうでした。 特にPontaポイントでのポイ活は、2020年5月にauがPontaポイ...