1.はじめに
ある程度ミニ四駆をやっている方だと、えのもとサーキットさんとかPotential Racingさんのシャフトチェッカーが欲しくなりますよね!?
しろっこさんやエンディさんの動画を見て、私も以前から欲しかったのですが、品切れになっていることが多く、次の再販はPotential Racingさんの9月30日が最短みたいです。
再販はまだ少し先なので、家にあった中古パーツを使ってシャフトチェッカーを自作してみました。
下は自作したシャフトチェッカーです。
耐久性に懸念はありますが、再販されるまでの繋ぎとしてなら、けっこう使えそうです。
なお、保管時は良品シャフトを中に通してシャフトチェッカーが歪まないようにしています。
材料費や精度を考えたら、市販のシャフトチェッカーを買った方が絶対にお得ですね(特にえのもとサーキットさんの)。
私みたいに使用済みパーツを捨てずに持ってたりして、再販まで待ちきれない方は、廃品利用がてら製作にチャレンジしてみはいかがでしょうか(笑)
2.材料
材料費がわかるように下にリンク貼っておきます。
材料費だけで1100円くらい掛かってしまいます。
回らなくなったり、ガリガリし始めて交換した使用済み520ベアリングが家に余っているならば、それを使いましょう。廃品利用です。
今回紹介する自作シャフトチェッカーに新品ベアリングは不要です。勿体ないです!!
- 520ベアリング 4個
- 12mmアルミスペーサー 3個
- ボールスタビキャップに入っているゴム管 1個
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3.作り方
3.1 工具、治具類
- 瞬間接着剤
- φ2.0ドリル(位置決め治具に使います)
3.2 作り方(総制作時間 15分くらい)
1) 12mmアルミスペーサの両端面をヤスリがけ(念のためのバリ取り)・・・1分
ヤスリがけは、本当に気持ち程度で、軽くで良いです。
接着性を上げるために少し面を荒らしておきたいこともあり実施しています。
2) 520ベアリング(ついでに12mmアルミスペーサも)の脱脂 ・・・3分
接着性を確保するためグリース、油分を洗い落とします。
(もともと脱脂済みで使用していた物なので、軽く油分を洗浄した程度です。)
3) φ2.0ドリルを520ベアリング、12mmアルミスペーサの内径に通して、瞬間接着剤で固定・・・10分
位置決め治具として使用したドリル(左から1番目)と、接着固定した自作シャフトチェッカーの写真を示します(左から2番目)。
<注意点>
・接着は1箇所ずつ行いましょう。内径側に接着剤が流れ込む場合があります。
一度に全部を接着すると、内径側に流れ込んだ接着剤によってドリルが抜けなくなる恐れがあります。
・すべての520ベアリングの同軸を確保できるようにドリルを位置決め治具として使います。
接着して固定できたら、どんどんドリルの奥に送って行くようしましょう。
・接着剤の内径側へのはみ出しは少しくらいなら、最後にφ2.0ドリル手回しすることで削り取れると思います。
4) ボールスタビキャップ用のゴム管を取り付け
瞬間接着剤での固定なので、衝撃には弱そうです。
上の写真ではゴム管を1個付けていますが、2個並べて付けて両端の520ベアリングの近くまで保護した方が衝撃には強くなりそうです。
私の最新版は、冒頭の写真で示した状態になっています。
4.さいごに
シャフトの選別方法として、ガラス板や鏡を基準面に使い、基準面とシャフトの間に隙間ができるかどうかで良否判定する方法があります。例えば、さんちゅうさんの動画で紹介されてます。
(私は鏡とかを割ってしまうのが怖くて、代わりにCDやDVDのデータ記録面を基準面にして使っていました。)
基準面に対する隙間の有無でのシャフト選別は、慣れるまでは判定精度が悪く、時間も結構掛かります。
ちなみに基準面を使う方法で良品判定して大事に保管していた予備シャフトに対して自作シャフトチェッカーを使ってみたら、半数以上がN.G.判定になりました(笑)。
お手軽に作れた自作シャフトチェッカーですが、なかなか侮れませんねw
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